2022/03/18
2022.3.3(木)
第139回合同ミーティング
発表：「口腔機能低下」赤松さん
口腔機能低下とは、咀嚼・嚥下・構音・唾液分泌・感覚などのお口に関する機能が複合的に低下している状態の事を言います。
そのまま放置していると全身的な健康を損なうこともあります。
みなさんは以下の項目に当てはまる事がありますか？
１，硬い食べ物が食べにくくなった
２，お茶や汁物でむせることがある
３，口の中が乾く
４，薬をのみにくくなった
５，滑舌が悪くなった
６，食事に時間がかかるようになった
７，食べこぼすようになった
８，食後に口の中に食べ物が残るようになった
どれか当てはまりましたか？
気になる項目があった方はお口の動きが悪くなり始めているかもしれません。
歯科医院で相談してみて下さい。
気になる項目があった場合にできるセルフケアを紹介します
１．食事は、ご飯はある程度のかたさで、食材はすこし大きめに切りましょう
柔らかい物ばかり食べていると口の筋肉をあまり使わないため動きが悪くなります
お米を炊くときの水加減は柔らかくなっていませんか？
おかずは食材をおおきく切っていますか？
硬いものではなく、柔らかくても何度も噛む食材を選んでみましょう
２．普段からお口をしっかりと動かしましょう。
おくちのまわりの筋肉は動かさないと固まって動きが悪くなります。
会話を増やしたり、話すときに意識して口の動きを大きくしたりしてみましょう。
食事の際は１口分を何度も噛むようにしましょう
３．お口の体操をしましょう
会話や食事のほかに、お口の体操を取り入れてみましょう
「あいうえお」を１音３秒で発声し、そのとき口も最大に動かしましょう
あ…上下にしっかりと口を開けましょう
い…口角を横にしっかり引っ張りましょう
う…唇を口の真ん中に集める気持ちですぼめて突き出しましょう
え…舌をできるだけ前へ出しましょう
お…口を開けてほほをすこしへこませ鼻の下を伸ばすように唇をすぼめましょう
セルフケアをしっかりしてても、入れ歯が合わなければ効果は少なくなってしまいます。
もし調子が悪いようであれば歯科医院で修正をしてもらいましょう。
健口で健康な毎日を一緒に守っていきましょう。